SCAMA

臨床研究・改善例

ニキビダニ症(アカラス、毛包虫症)

症状には、全身性、四端性、局所性があります。脱毛、皮膚の赤み、フケなどが、口、目、首などから、全身に広がる場合があります。
二次感染が起これば化膿や出血が生じますが、免疫力や抵抗力の低下が主な原因となって発症します。
Y市動物病院 10歳くらいのシーズー。
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他院にて皮膚病の治療をして改善無し。毛検査にてアカラス検出。(画像1・2)
レンチンコップのみを約1ヶ月投与して皮膚病改善。(画像3)
S市動物病院 ミニチュアダックスフンド
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副腎皮質ホルモンの投薬中断が不可能なアルブミン血症の症例
途中肺炎を2階発症。
最近は全身性の毛包虫症により口吻周囲、体幹部腹側。四肢端を主体に病変が認められた。
副腎皮質ホルモンを継続しながらレンチンコップの投与開始、その他の併用薬の使用はなし。投与前多数の虫体が見られたが、2週間後5ヶ所から採材し鏡検するも死亡虫体1体を認めるのみとなった。また発毛も認めた。
画像は、まさか効果があるとは思わなかったため投与前は撮っていない。
投与3週間後全く毛がなかった前腕部に発毛が認められた時の画像。
S市動物病院 シーズー オス 7.7kg 16歳
コンパニオンアニマルレンチンコップ3粒/日×14日
イベルメクチン併用
皮膚の痒み、赤み、べたつき改善
動物病院(東京23区内) 柴犬 メス 15kg 11歳
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒/日×38日
ドラメクチン、サーチフェクト併用
皮膚の改善、オーナー様はおやつにも使えると満足。
T市動物病院 Mダックス オス 6.0kg
コンパニオンアニマルレンチンコップ2粒/日×92日
イベルメクチン、サーチフェクト、抗生剤併用
皮膚改善。
O市動物病院 MIX犬 オス 12.0kg
コンパニオンアニマルレンチンコップ7粒/日、1週毎に1粒減
ミルベマイシン、サーチフェクト併用
コンパニオンアニマルレンチンコップ併用により状態は良い。
O市動物病院 MIX犬 メス 2.0kg
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒/日×7日、6粒×30日
アイボメック、サーチフェクト併用
顔・頭の赤み減る。給与後1ヶ月余りで改善している様子。

皮膚炎

T市動物病院 柴犬 メス 13.9kg 11歳 アレルギー性皮膚炎(肝臓腫瘍あり)
コンパニオンアニマルレンチンコップ4~5粒/日×39日
プレドニゾロン、抗ヒスタミン剤併用
体調、皮膚良好。
U市動物病院 MIX犬 メス 11.2kg 12歳 慢性細菌性皮膚炎
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒/日×34日
セレスタミン、タリビット併用
皮膚良好。

腫瘍・癌

S市動物病院 ゴールデンレトリバー 鼻腔扁平上皮癌
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2012.04.25
扁平上皮癌診断、鼻の切除希望せず。
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2012.05.21
麻酔、超音波にて切除。

2012.10.03
麻酔、レーザーにて2回目切除。

2012.11.02
麻酔、レーザーにて3回目切除、反対側にも浸潤。

2012.12.08
左右の鼻腔から腫瘤増大、呼吸困難。麻酔、レーザーにて4回目切除、レンチンコップ開始。

2013.01.09
左右の鼻腔から腫瘤増大。麻酔、レーザーにて5回目切除、レンチンコップずっと継続。

2013.0202
腫瘤の増大無し、鼻腔の狭窄を確認。
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2013.02.09
鼻鏡の一部を切除し鼻腔を確保。
S市動物病院 コリー 雄 14才 鼻腔腺癌
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継続する鼻出血、食欲・元気消失し起立困難。
レンチンコップ投与開始。
数日の後に食欲が回復、気づけばいつの間にか鼻出血が止まる。
現在6ヶ月が経過し未だ生存中(平成25年4月末)
T市動物病院 雑種犬 メス 13歳 体重 2.5kg 消化管腫瘍
触診にて腫瘍の縮小を認める。
QOLの向上、消化管の通過障害の改善。
レンチンコップ使用。
T市動物病院 Mダックス オス 14歳 6.3kg 腹腔内腫瘍による腹水
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒×124日
腹水の減少。
T市動物病院 チンチラ 猫 メス 17歳 2.0kg 乳癌
コンパニオンアニマルレンチンコップ0.8粒/日×48日
過去にD-フラクションを使用
腫瘍の縮小。
T市動物病院 MIX猫 オス 18歳 5.7kg 胸線腫
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒/日×7日
ステロイド、D-フラクション併用
レントゲンにて腫瘍の縮小を確認。
動物病院(東京23区内) ゴールデン オス 22.0kg 10歳 腹部腫瘍
コンパニオンアニマルレンチンコップ9粒/日×33日
タヒボ併用
腫瘍の縮小。
T市動物病院 MIX犬 9.5kg 15歳 舌の扁平上皮癌
コンパニオンアニマルレンチンコップ4粒×60日
投与一ヶ月で舌からの出血減少。

腎不全

T市動物病院 猫
腎不全により食欲廃絶し、投薬や皮下補液を行うが改善認められず3ヶ月後、腹水貯留、便秘、起立不能状態になり自力での排尿も不可能となってきた。
レンチンコップの投与を開始4日後食欲が出始め、その2日後歩行し自力で排尿を行った。
2ヶ月後死亡したがそれまでの間QOLは向上した。

レストスピラ症

公益社団法人日本警察犬協会 キジマ警察犬訓練所
レストスピラ症はレストスピラ属(Lestospira)の病原性レストスピラ(細菌)によって引き起こされるが、人獣共通感染症の一つで人にも動物にも同様に感染する。
家畜伝染病予防法では届出が義務化されており、感染例としてはブラジル、ニカラグア、フィリピン、タイなど亜熱帯地方が多い。
このたびの警察犬レストスピラ症は、捜査中に野山に入ることも頻繁にあるが、その際に感染したものと考えられる。投薬等の治療を行ったが、脱水症状がひどく次第に衰弱して、芳しい治療効果は得ることができなかった。このままでは生命の維持そのものが難しいので、許可を得て、動物用補完食レンチンコップパウダー15g約0.8~1.6g/日を10日間与えた。
10日間給与後に血液検査で確認、異常を示していた数値は正常値(基準値内)に治まり、体力も比例して回復した。
現在も警察犬として活躍しているが、後遺症らしきものは見当たらない。

※抗体/抗原検査は陽性(キャリア)であろうと考えていたが、結果は「陰性」であった。